CASE 施工事例

木のルーバーでプライバシーを確保した家

新築

2022.03.26

伊丹市に完成した家族4人のための住宅。
有馬街道と西国街道が交わる敷地に計画されたこの家は、歴史的な街道の景観に馴染む黒のガルバ小波板が、木を纏うファサードデザインまとめました。
くびれた変形地で、住宅としてコアな部分は木造の片流れ屋根のシンプルな形状にまとめ、寄り添わせるように鉄骨構造のフレームによるバルコニーを計画しました。
そこに木のルーバーによる曲面のスクリーンを設け、1階エントランス前と2階リビング+バルコニ-のプライバシーを確保した中間領域を生み出すことで、ひろがりを感じられる生活空間を創出しました。
床材はパイン材を使用し素足で歩くと気持ちが良いです。
2階リビングとキッチンは開放感のある空間に。


                         一級建築士事務所 鍋野友哉アトリエ 鍋野友哉

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